ゲーム業界用語解説 ― 【ゲームジャンル解説】ロールプレイングゲーム

【ゲームジャンル解説】ロールプレイングゲーム

アメリカで誕生し、国内では「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」の2大タイトルをはじめ、数々の傑作、ヒット作が生まれてきたロールプレイングゲーム。近年は海外のパブリッシャーによるAAAタイトルが、特に家庭用ゲーム機の世界を席巻しています。その移り変わりと、一人でコツコツ遊ぶものだったロールプレイングゲームが、インターネットを通じて世界中のプレイヤーとつながるまでを紹介します。

【ゲームジャンル解説】ロールプレイングゲーム

ロールプレイングゲームとは?

「役割を演じる=ロールプレイを楽しむ」のがロールプレイングゲーム(RPG)です。その始まりは、ペンと用紙、サイコロを使ってファンタジー世界を旅する「ダンジョンズ&ドラゴンズ」というテーブルトークRPG(TRPG)とされています。
TRPGは、ゲームマスターと呼ばれる語り手と、複数のプレイヤーの会話によって成立するため、参加者が同じ場所(テーブル)に集まる必要がありました。この語り手と仲間の役割をコンピューターに担わせ、自宅で一人で冒険を楽しめるようにしたのが、現在のPCや家庭用ゲーム機で遊ぶRPGです。

RPGの始まり

1981年に発売された「ウルティマ」は、2Dのフィールドを俯瞰で見下ろすタイプのRPGの原型となった作品です。また、同じ年に登場した「ウィザードリィ」は、プレイヤーの主観(3D視点)で冒険を進めるRPGの元祖といわれています。
のちにファミリーコンピュータで発売されて社会現象となり、現在まで続く「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」も、両タイトルの影響を強く受けています。

プレイするたびに変わるローグライク

ウルティマ」と「ウィザードリィ」が発売される1年前、1980年に登場したのが「ローグ」です。最大の特徴は、「プレイするたびに舞台となるダンジョン、敵、アイテムの配置が変化すること」で、文字で表現されたビジュアルこそ貧弱でしたが、繰り返し遊んでも飽きない構成になっていました。
このシステムは「ローグライク」と呼ばれ、国内では「不思議のダンジョン」シリーズで認知度が高まり、アクション性の高い「ディアブロ」シリーズなどにも採用されています。

広大な世界を自由に旅するオープンワールド

欧米のユーザーはリアル志向が高く、草木や岩石、天候などの自然物はもちろん、キャラクターや動物、武器、建物、メカなどは、実写に近い表現が求められます。RPGも、あらかじめ決められたルート(シナリオ)をなぞるのではなく、広大な世界を自由に歩き、リアルタイムに遭遇する敵と戦う作品=オープンワールドが求められるようになりました。
The Elder Scrolls」「Fallout」といった作品が大ヒットし、日本のパブリッシャーも「ファイナルファンタジーXV」「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」のように、オープンワールドを取り入れたものが世界市場で受け入れられています。

日本で根強い支持を受けるJRPG

日本では、「ターン制」「コマンドバトル」「エンカウント方式」という、初代「ドラゴンクエスト」から続く伝統あるスタイルが根強く、キャラクターデザインも実写よりアニメや漫画的な表現が好まれる傾向があります。
アトラスの「ペルソナ」シリーズ、バンダイナムコエンターテインメントの「テイルズ オブ」シリーズなどは世界的にも高い評価を得ていますが、これらのRPGを「JRPG」または「クラシックRPG」と呼んで、オープンワールドの作品と区別することもあります。

世界中のプレイヤーと冒険するMMORPG

インターネットが普及し、PCも家庭用ゲーム機もネットワークに常時接続していることが当たり前になったことにより、これまで一人でコツコツ遊ぶものだったRPGは、「大人数で同じ時間に同じ世界を冒険するもの」へと進化しました。これがMMORPG(マッシブリーマルチプレイヤーオンラインロールプレイングゲーム)です。

1997年にサービスを開始した「ウルティマ オンライン」がブームとなり、「エバークエスト」「Asheron's Call」などがユーザーの心を捉えたほか、韓国で制作された「ラグナロクオンライン」「リネージュ」、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXI」などが続きます。現在も「World of Warcraft」や「ファイナルファンタジーXIV」などが、同時接続数100万人を超えるタイトルとして人気を集めています。

少人数の仲間と冒険するMORPG

複数のプレイヤーでひとつの世界を冒険するRPGには、MORPG(マルチプレイヤーオンラインロールプレイングゲーム)もあります。大きな違いは人数で、MMORPGでは数千~数万人という規模のプレイヤーが同じ世界で同時に行動しますが、MORPGはその中で単独もしくは数名の小さなグループを作って目的を達成していくプレイスタイルです。
攻略中のクエストやマップにグループ外のプレイヤーは存在しません(待ち合わせロビーなどで他プレイヤーと会い、会話もそこで行うことが通常です)。1996年の「ディアブロ」や2000年の「ファンタシースターオンライン」などがヒットし、その後シリーズ化されました。

ほかのジャンルの要素を併せ持つRPGも

敵との戦闘を重ね、クエストをクリアすることで得られる経験値を基に、体力や攻撃力といったパラメーターが上がっていくこと=キャラクターの成長(レベルアップ)は、RPGの重要なポイントです。この要素を併せ持つ作品として、シミュレーションRPGアクションRPGなどがあります。

前者を代表する作品として「ファイアーエムブレム」「オウガバトル」「サモンナイト」の各シリーズが挙げられますが、これらは日本で制作され、プレイヤーも日本人が中心です。後者はアーケードの「ドルアーガの塔」、PCの「ドラゴンスレイヤー」が1980年代に人気を集め、「イース」や「ゼルダの伝説」のように現在まで続くシリーズがあるだけでなく、「ダークソウル」「ゴッド・オブ・ウォー」「ウィッチャー」「モンスターハンター」など、世界的に人気を集めるシリーズが多数あります。

RPGは大作化が進み失敗が許されにくい状況に

「ファイナルファンタジー」の初期メンバーは4人だったと坂口博信氏が語るなど、RPGは少人数のクリエイターでもメガヒットが実現可能なジャンルでした。しかし、対応するハードウェアの性能が上がりユーザーのリアル志向を満たせるようになった今、コンシューマーRPGは開発に時間と人数をかけて大きく回収するビジネスモデルに変化しています。

失敗のリスクがある新規RPGタイトルの立ち上げハードルも高くなっており、大ヒットしたシリーズのナンバリングかスピンアウトを、国内外の大手パブリッシャーがコストをかけて制作するというケースが増えています。今後、ゲームクリエイターとして新規RPG制作に携わりたいのであれば、大手パブリッシャーや、その協力会社(受託開発会社)が、転職先企業の候補になることが多いでしょう。

ゲーム業界に特化した専任コンサルタントがあなたの転職をサポートします!
ぜひご相談ください!

会員の方はこちら

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください!

メールフォームでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

ゲーム・映像業界 転職成功者の体験レポート
求人PickUp!注目の求人をご紹介!
ゲームクリエイター向け診断ツール Lv.99まで行ける自己診断
Vtuber関連企業求人情報!
ゲーム・映像業界 × 在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)OK求人特集
ゲーム・映像業界特化 クリエイターのための派遣サービス シリコンスタジオスタッフ
シリコンスタジオエージェント公式LINEアカウント 友だち追加で最新求人をチェックしよう!
お友達紹介キャンペーン!Amazonギフト券など 選べるe-GIFTがもらえる!